日本語教師の通信講座おすすめ9選を比較

最終更新日:2025-07-18

外国人留学生などに日本語を教える「日本語教師」。

2024年4月より国家資格となりました。

文部科学省の認定教育機関で働くには試験を突破して「登録日本語教員」になる必要がありますが、その際に必要な資格です。

また、従来日本語教師になる方法のひとつだった「日本語教育能力検定試験」の合格には、500時間程度の学習が必要とされています。

本記事では日本語教師になるための学習におすすめの通信講座を紹介します。

これから日本語教員試験や日本語教育能力検定試験などを受験する方は、ぜひ参考にしてください。

日本語教師の通信講座おすすめランキング9選を比較

日本語教師になるための、おすすめ通信講座を9つ比較して解説します。

日本語教師通信講座料金(税込)目指せる資格・検定
アガルート76,780円・日本語教員
・日本語教育能力検定
ヒューマンアカデミー632,500円・日本語教員
・日本語教育能力検定
アークアカデミー462,000円・日本語教員
・日本語教育能力検定
篠研72,600円~・日本語教員
・日本語教育能力検定
東京中央日本語学院646,000円・日本語教員
・日本語教育能力検定
KEC日本語学院495,300円~・日本語教員
資格スクール大栄264,000円・日本語教員
三幸日本語教師養成カレッジ541,486円・日本語教員
WJLC1,740ドル(約18万円)・日本語教員

日本語教員試験に合格すると、文部科学省の認定機関で働くことが可能です。

いわゆる教員免許のイメージに近く、日本語教員試験に合格しなくても認定機関以外の予備校や海外で日本語を教える場合であれば、日本語教師としての就職は可能です。

認定教育機関で働きたい方や、国家資格の信頼性に魅力を感じる方は日本語教員試験を目指しましょう。

迷ったときは、日本語教員試験と日本語教育能力検定試験のダブル合格も目指せるアガルートがおすすめです。

アガルートは日本語教員試験・日本語教育能力検定試験のダブル合格可能

アガルートは日本語教員試験・日本語教育能力検定試験のダブル合格可能
料金(税込)76,780円
合格実績記載なし
割引キャンペーン・合格時全額返金 or Amazonギフトカード1万円分進呈
・他校乗換割引など最大20%OFF
目指せる資格・検定・日本語教員・日本語教育能力検定
420時間分の養成講座の対象か非対象

通信講座の大手アガルートでは、ひとつのカリキュラムで日本語教員試験と日本語教育能力検定試験のダブル合格を目指せるカリキュラムが特徴です。

学習範囲が重複しており、どちらも取得しておくと就職活動の際に信頼性につながり採用の可能性を上げられます。

テキストが画面上に表示される動画講義や、紙の教材を使用して学習を進めるスタイルです。

学習導入オリエンテーションや、講師に直接質問できるオンライン質問サービス「KIKERUKUN」が利用できるなどサポート体制も充実しています。

また、合格時には全額返金かAmazonギフトカード1万円分進呈から選べる特典もあるためモチベーションにつながります。

一つの講座でダブル合格を視野に入れたカリキュラムが珍しいため、コスパ良く日本語教員を目指したい方におすすめです。

ヒューマンアカデミーは修了生が13万6千人以上と高い実績

ヒューマンアカデミーは修了生が13万6千人以上と高い実績
料金(税込)632,500円
合格実績2023年度までの日本語教育能力検定試験合格率64.6%
割引キャンペーン11月30日まで 20%OFF
目指せる資格・検定・日本語教員
・日本語教育能力検定
420時間分の養成講座の対象か対象

ヒューマンアカデミーは、日本語教師養成講座の修了生が13万6千人以上で、2023年度までの日本語教育能力検定試験における合格率が64.6%と高い実績が特徴です。

カリキュラムは、eラーニングとオンラインライブや通学を、スタイルに合わせて組み合わせることが可能。

日本語教育能力検定試験を想定した内容ですが、文化庁届出受理講座で420時間カリキュラムに対応しているため、日本語教員試験の基礎科目試験が免除されます。

また、キャリアカウンセラーが受講中から就職サポートなども行ってくれる体制になっており、安心感があります。

受講生の多い実績の豊富な講座で学習したい方におすすめです。

アークアカデミーは420時間の養成講座に対応

アークアカデミーは420時間の養成講座に対応
料金(税込)・420時間対応コース:462,000円
・日本語教員試験対策講座:77,000円
合格実績記載なし
割引キャンペーン記載なし
目指せる資格・検定・日本語教員
・日本語教育能力検定
420時間分の養成講座の対象か対象

アークアカデミーは創立38年以上の老舗予備校で、420時間の養成講座に対応しています。

Web講座と実習スクーリングを組み合わせたカリキュラムで、少人数のクラス制とZOOMを活用した双方向のリアルタイム授業が受けられるのが利点です。

受講から就職サポートまで専任講師やスタッフがサポートしてくれるので、不安点などを相談しながら学習を進められます。

また、日本語教員試験の対策講座も用意されているため、基礎試験から受験するルートも選択できる利点があります。

420時間の養成講座としては価格も抑えめなため、費用を抑えたい方は検討してください。

篠研は全額返金保証つきで安心

篠研は全額返金保証つきで安心
料金(税込)72,600円~
合格実績合格者の声3件記載
割引キャンペーン・入会月の25日まで連絡すれば全額返金
・1年間学習後は継続割引適用
目指せる資格・検定・日本語教員
・日本語教育能力検定
420時間分の養成講座の対象か非対象

篠研はWeb講座とテキストを活用して学習を進める通信講座です。

入会月の25日までに退会することで、全額返金される保証がついているため安心して始められます。

教育歴25年の大学教授が監修しており、過去14年分の過去問や本番さながらの練習問題でアウトプットを行います。

ZOOMを使った学習相談や、スタートアップコンサルティングなど、サポート体制も充実しており、講師やスタッフと一丸となって合格を目指せるのが魅力です。

料金も月額制を選択できるため、まとまったお金を用意できないという方にもおすすめです。

東京中央日本語学院は通学とオンラインを組み合わせたハイブリッド講座あり

東京中央日本語学院は通学とオンラインを組み合わせたハイブリッド講座あり
料金(税込)・420時間コース:646,000円
・国家試験合格パック:133,100 円
合格実績日本語教育能力検定合格率80%以上
割引キャンペーン記載なし
目指せる資格・検定・日本語教員
・日本語教育能力検定
420時間分の養成講座の対象か対象

東京中央日本語学院は、420時間養成講座の対象講座を開講しています

通学とオンラインを組み合わせたハイブリッド講座が提供されており、通学の場合は東京と大阪にスクーリング可能です。

受講生一人ひとりへの丁寧なフィードバックや、就職サポートやスキルアップサポートなど、支援体制が充実しているのも特徴となっています。

KEC日本語学院は就職実績が3,600名以上と多い

KEC日本語学院は就職実績が3,600名以上と多い
料金(税込)・420時間コース:495,300円~
・日本語教員試験対策:94,500円~
合格実績2023年就職決定者276名
割引キャンペーン・早期申込や友人紹介などで入学金22,000円OFF
目指せる資格・検定日本語教員
420時間分の養成講座の対象か対象

KEC日本語学院は就職実績が累計3,600名以上、2023年には276名の就職が決定するなど、就職に強い予備校です。

主に日本語教員試験をターゲットとしたカリキュラムで、通学と通信から学習スタイルを選べます。

420時間の養成講座と基礎科科目からの試験対策のコースから選べるので、どちらのルートも選べるのが利点です。

420時間講座の場合は1クラス12名程度の少人数制を採用しており、振替受講などのバックアップ体制も充実しています。

資格スクール大栄は専任担当者付きでなんでも相談できる

資格スクール大栄は専任担当者付きでなんでも相談できる
料金(税込)264,000円
合格実績記載なし
割引キャンペーン基礎試験免除者は198,000円で受講可能
目指せる資格・検定日本語教員
420時間分の養成講座の対象か非対象

資格スクール大栄は、専任担当者付きで相談しやすい環境が提供されるのが特徴です。

Web配信での講座を受講し、アプリで学習進捗の確認ができるメリットがあります。

また、希望者は通学して受講もできるため、自宅以外の環境で学習したい方におすすめです。

ただし、420時間養成講座に対応していないにもかかわらず料金が高めな点には注意が必要です。

三幸日本語教師養成カレッジは日本語学校で職業体験ができる

三幸日本語教師養成カレッジは日本語学校で職業体験ができる
料金(税込)541,486円
合格実績2022年就職率100%
割引キャンペーン説明会割引など(割引率記載なし)
目指せる資格・検定日本語教員
420時間分の養成講座の対象か対象

三幸日本語教師養成カレッジは420時間の養成講座を提供しており、実際の日本語学校で職業体験ができるのが特徴です。

受講中から留学生との交流もできるため、現場に立つ際のイメージを持ちやすい利点もあります。

また、日本語教育の専門家が受講時から就職までサポートしてくれるので、試験合格だけでなく実際に就職するまで安心して受講できます。

WJLCは世界90カ国での実績あり

WJLCは世界90カ国での実績あり
料金1,740ドル(約18万円)
合格実績記載なし
割引キャンペーン記載なし
目指せる資格・検定日本語教員
420時間分の養成講座の対象か対象

WJLC(ワールドジャパニーズランゲージセンター)は、オーストラリアから約90カ国9,000人以上の卒業生を輩出している日本語教育の通信講座です。

420時間養成講座を提供しており、通学無しで学習が完結できるのが利点となっています。

Web教材と紙の教材を両方使用し、課題提出はPCやスマホからメールで行えます。

420時間の養成講座としては料金が安いため、通学する時間が無いという方にもおすすめです。

日本語教師の通信講座の選び方

日本語教師の通信講座の選び方は、以下の4つです。

  1. 420時間以上の日本語教師養成講座か、日本語教育能力検定対策講座か
  2. 日本語教員試験と日本語教員能力検定試験の両方を目指せるか
  3. 料金相場と比較して費用が安いか
  4. 働きながら学習ができるか

どのような形で日本語教師になるかによっても、選ぶべき講座が異なります。

自身に合った講座を選択しましょう。

420時間以上の日本語教師養成講座か、日本語教育能力検定対策講座か

420時間以上の日本語教師養成講座か、日本語教育能力検定対策講座かを確認しておきましょう。

今回ご紹介した講座の対象は以下の通りです。

日本語教師通信講座料金(税込)
アガルート非対象
ヒューマンアカデミー対象
アークアカデミー対象
篠研非対象
東京中央日本語学院対象
KEC日本語学院対象
資格スクール大栄非対象
三幸日本語教師養成カレッジ対象
WJLC対象

非対象の講座もありますが、420時間養成講座は基本的に料金が高くなります。

420時間の養成講座を受けるメリットは、日本語教員試験の基礎科目が免除される点です。

そのため、講座費用を抑えたい場合には日本教員試験対策講座などを受講し、基礎科目から試験突破を目指す方法も有効です。

日本語教員試験と日本語教員能力検定試験の両方を目指せるか

日本語教員試験と日本語教員能力検定試験の両方を目指せるカリキュラムかもポイントです。

日本語教師通信講座目指せる資格・検定
アガルート・日本語教員
・日本語教育能力検定
ヒューマンアカデミー・日本語教員
・日本語教育能力検定
アークアカデミー・日本語教員
・日本語教育能力検定
篠研・日本語教員
・日本語教育能力検定
東京中央日本語学院・日本語教員
・日本語教育能力検定
KEC日本語学院日本語教員
資格スクール大栄日本語教員
三幸日本語教師養成カレッジ日本語教員
WJLC日本語教員

今回ご紹介した中では、特にアガルートがダブル合格を目指すカリキュラムを提供しています。

現状では国家資格である日本語教員試験を突破するのを目指すのがおすすめですが、どちらも取得しておくとより信頼性が高まり、就職で有利に働く可能性があります。

料金相場と比較して費用が安いか

日本語教員試験の対策講座の中で、420時間養成講座における料金相場は、約387,000円です。

また、通常の教員試験対策講座の相場は約12万円となっています。

各講座を安い順に並べると以下の通りです。

日本語教師通信講座420時間講座料金(税込)
WJLC1,740ドル(約18万円)
アークアカデミー462,000円
KEC日本語学院495,300円~
三幸日本語教師養成カレッジ541,486円
東京中央日本語学院646,000円
ヒューマンアカデミー632,500円
資格スクール大栄なし
篠研なし
アガルートなし
日本語教師通信講座教員試験対策講座料金(税込)
篠研72,600円~
アガルート76,780円
アークアカデミー77,000円
KEC日本語学院94,500円~
東京中央日本語学院133,100 円
資格スクール大栄264,000円
ヒューマンアカデミーなし
三幸日本語教師養成カレッジなし
WJLCなし

料金で選ぶなら420時間の養成講座はWJLCやアークアカデミーがおすすめで、通常の試験対策講座なら篠研やアガルートが良いでしょう。

ただし、金額だけでなく実績やサポート体制も比較して総合的に選んでください。

働きながら学習ができるか

働きながら試験の突破を目指す方は、働きながら学習できるかもポイントです。

日本語教師通信講座学習スタイル
アガルート・420時間講座非対象
・オンライン講座とテキストで学習
ヒューマンアカデミー420時間講座もオンラインとテキストで完結可能
アークアカデミー420時間講座は一部通学が必要
篠研・420時間講座非対象
・オンライン講座とテキストで学習
東京中央日本語学院420時間講座は一部通学が必要
KEC日本語学院420時間講座は一部通学が必要
資格スクール大栄・420時間講座非対象
・オンライン講座とテキストで学習
三幸日本語教師養成カレッジ420時間講座は一部通学が必要
WJLC420時間講座もオンラインとテキストで完結可能

働きながら通学は難しい方も多いため、社会人の方は通信講座で完結するスタイルがおすすめです。

日本語教師の通信講座に関するよくある疑問

アルクに日本語教師の通信講座はある?

通信教育のアルクには、現在日本語教師の通信講座がありません。

以前はありましたが、現在は削除されているようです。

ユーキャンに日本語教師の通信講座はある?

通信講座の大手、ユーキャンにも日本語教師の通信講座はありません。

アルクもユーキャンも現在は講座の提供はありませんが、2024年から登録日本語教員が国家資格となっているため、今後開始する可能性はあるでしょう。

海外にいながらでも学べるか?

通信講座やオンライン講座の場合、海外でもネット環境さえあれば学習可能です。

テキストや教材の受け取りが必要な場合は、海外発送に対応しているかがポイントとなります。

まずは、利用を検討している通信講座のカスタマーサポートなどに問い合わせてみてください。

日本語教師の試験日程や申し込み方法

日本語教員試験と、日本語教育能力検定試験の概要をそれぞれまとめると以下の通りです。

資格日本語教員試験
運営母体文部科学省
試験会場全国
試験日11月中旬
試験形式・基礎:択一式
・応用:聴解/択一式
試験時間・基礎:120分
・応用:150分(二部制)
受験資格なし
申込日程8月~9月上旬ごろ
申込方法オンライン
合格発表12月下旬ごろ
受験料(税込)・基礎および応用:18,900円
・基礎試験免除:17,300円
・基礎および応用免除:5,900円

登録日本語教員になるには、試験合格後に研修機関による実践研修を修了する必要があります。

資格日本語教育能力検定試験
運営母体日本国際教育支援協会
試験会場全国
試験日10月下旬ごろ
試験形式一部:マークシート
二部:聴解
三部:マークシート/聴解/記述
試験時間240分(三部制)
受験資格なし
申込日程7月ごろ
申込方法オンライン
合格発表12月下旬ごろ
受験料(税込)17,000円

いずれも申し込みはオンラインなので、申し込み日程が近づいてきたら公式ホームページを確認しておきましょう。

日本語教師の合格率の推移

日本語教育能力検定試験合格率推移を紹介します。

年度合格率
令和5年30.0%
令和4年30.9%
令和3年29.8%
令和2年28.9%
令和元年28.3%
引用元:令和5年度日本語教育能力検定試験

日本語教育能力検定試験の合格率は30%前後となっています。

合格率は難関資格と比べれば高めですが、合格には約500時間程度の学習が必要とされています。

一日5時間勉強しても3ヶ月以上かかるため、通信講座で効率よく学習を進めましょう。

なお、文科省による日本語教員試験は2024年度から始まっているため、2024年11月現在合格率は不明です。