マンション管理士の通信講座おすすめ7選を比較【2024年最新】

最終更新日:2024-11-22

マンションの管理方法の提案や改修計画の立案など、マンション管理における維持・管理を行う国家資格「マンション管理士」。

合格率が9%前後と難関で、マンション管理士試験の合格には500時間程度の学習が必要とされています。

下記の学習期間計算ツールを利用すると、本日から学習を始めて500時間後の日程が表示されるので、総学習時間の箇所には「500」と入力してご利用ください。

学習期間計算ツール

本記事では、マンション管理士試験の学習におすすめできる下記7つの通信講座を紹介します。

これからマンション管理士試験を受験する方はぜひ参考にしてください。

マンション管理士・管理業務主任者の通信講座おすすめランキング

マンション管理士試験の通信講座・予備校のおすすめランキングを紹介します。

マンション管理士通信講座料金特徴
アガルート59,202円~・令和5年度のマンション管理士試験合格率が42.64%
・動画講義とテキストを使用
・過去10年分の過去問集で対策
・テキストはデジタルブック閲覧可能
・質問や毎月のホームルームなどサポートも厚い
スタディング44,000円~・講義動画から問題集までスマホで完結
・ダブル合格を目指すプランも料金が安め
・AIが学習スケジュールを作成
フォーサイト43,800円~・令和5年度のマンション管理士試験合格率が36.6%
・動画講義とテキストを活用
・eラーニング「ManaBun」で自動で学習スケジュールを立てられる
・メールによるサポート体制あり
LEC77,000円~・速習/初級/上級とコースが豊富
・上級コースは学習経験者向け
・DVD受講のプランもある
・動画講義とテキストを使用
・全国公開模擬試験あり
TAC115,000円〜・割引制度が豊富
・2010年~2023年の累計合格者数670名
・動画講義とテキストで受講
・公開模試あり
・メールでの質問制度あり
ユーキャン67,000円・7ヶ月でダブル合格を目指す
・セットプランのみ提供
・過去10年で2,279名合格
・動画講義にテキストで学習
・アプリ問題集も使用可能
・メールなどで質問可能
平柳塾110,000円・科目ごとに講座が分かれている
・ZOOM生講義や通学プランもあり
税込表示

各講座の特徴だけでなく、管理業務主任者とセットで取得するケースも多いため、合わせて料金も記載します。

おすすめは、合格実績が高いアガルートです。

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アガルートは全国平均の4.22倍の合格率を誇る

アガルートは全国平均の4.22倍の合格率を誇る
マンション管理士59,202円~
管理業務主任者59,202円~
セット79,002円~
合格実績令和5年度のマンション管理士試験合格率が42.64%
特徴・動画講義とテキストを使用
・過去10年分の過去問集で対策
・テキストはデジタルブック閲覧可能
・質問や毎月のホームルームなどサポートも厚い

大手通信講座のアガルートは、令和5年度のマンション管理士試験における合格率が42.64%と、全国平均の4.22倍という高い合格率が特徴です。

同様に管理業務主任者の合格率も全国平均の2.81倍と高く、セットプランでの受講もおすすめです。

カリキュラムは動画講義とテキストを使用し、テキストはデジタルブックでスマホ・タブレットなどでも閲覧できます。

また、質問制度や毎月のホームルーム、導入前のオリエンテーションなどサポート体制も手厚いため、初学者でも安心して受講可能です。

初めてマンション管理者の資格試験に挑戦する方は、まずはアガルートから検討してみましょう。

アガルートでは合格者の声も掲載されており、一部抜粋すると以下の通りです。

マンション管理士の学習は1ヶ月程でしたが、合格できた要因は、独学にするのではなくオンライン講義を購入したことです。過去問を解く中で理解できていない部分を動画で確認。これを繰り返すことで効率的に学習できました。

引用元:アガルート 合格者の声

アガルートの講座は基本15~20分、長くても30分くらいなので、隙間時間を活かせてよかったです。そして、参考書もカラーになっていたので、非常にわかりやすかったです。

引用元:アガルート 合格者の声

隙間時間を活かして1ヶ月などの短期合格が目指せる講座となっており、好評なようです。

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スタディングは管理業務主任者資格とあわせてスマホ完結で合格できる

スタディングは管理業務主任者資格とあわせてスマホ完結で合格できる
マンション管理士35,000円
管理業務主任者35,000円
セット44,000円
合格実績合格者の声198名掲載
特徴・講義動画から問題集までスマホで完結
・ダブル合格を目指すプランも料金が安め
・AIが学習スケジュールを作成

スタディングは、動画講義や問題集などが含まれたスマホアプリで学習が完結します。

マンション管理士と管理業務主任者を目指すプランがそれぞれ用意されており、セットプランでの料金が安い点も魅力です。

マンション管理士と管理業務主任者では、試験範囲が重複していることもあり、両方の受験を考えている方はぜひ活用しましょう。

また、学習プランを立ててくれるAI機能が搭載されており、忙しい社会人の方でもスキマ時間を活用して効率的に学習を進められます。

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また、スタディングの口コミや評判も上々です。

大事なところをわかりやすく教える竹原先生の講義と、良質な問題演習を繰り返したことで、合格に必要十分な知識を身につけることができました。

引用元:スタディング合格者の声

勉強時間がグラフで可視化されるのもモチベーションアップに繋がったと思います。追い込みで一番助かったのは、全テキストが単語検索できることです。単語で検索をすると詳細な解説が引っかかってくるので助かりました。

引用元:スタディング合格者の声

フォーサイトは36.6%という圧倒的な合格率

フォーサイトは36.6%という圧倒的な合格率
マンション管理士43,800円
管理業務主任者43,800円
セット57,800円~
合格実績令和5年度のマンション管理士試験合格率が36.6%
特徴・動画講義とテキストを活用
・eラーニング「ManaBun」で自動で学習スケジュールを立てられる
・メールによるサポート体制あり

フォーサイトは、令和5年度のマンション管理士試験合格率が36.6%と、全国平均の3.62倍という高い合格実績が特徴です。

動画講義とテキストで学習を進めながら、副教材としてeラーニングシステム「ManaBun」を使用します。

ManaBunは自身のライフスタイルに合わせた学習計画を自動で立ててくれるだけでなく、問題演習にも活用できるため移動中なども学習が可能です。

メールでのサポート体制も整っており、実績の豊富な講座でeラーニングシステムも利用しながら合格を目指したい方におすすめです。

LECは初級から上級、速習とコースが幅広い

LECは初級から上級、速習とコースが幅広い
マンション管理士77,000円~
管理業務主任者77,000円~
セット93,500円~
合格実績×
特徴・速習/初級/上級とコースが豊富
・上級コースは学習経験者向け
・DVD受講のプランもある
・動画講義とテキストを使用
・全国公開模擬試験あり

大手資格予備校のLECでは、速習・初級・上級とコースが選べるのが特徴です。

上級コースは学習経験者向けですが、管理業務主任者とのセットでも77,000円(税込)と安めなため、経験者は活用しましょう。

動画講義とテキストを使用したオーソドックスなスタイルで、試験直前期には全国公開模擬試験で実力試しも可能です。

TACは宅建受験経験者への割引など、割引制度が充実

TACは宅建受験経験者への割引など、割引制度が充実
マンション管理士115,000円〜
管理業務主任者115,000円〜
セット131,000円~
合格実績2010年~2023年の累計合格者数670名
特徴・割引制度が豊富
・動画講義とテキストで受講
・公開模試あり
・メールでの質問制度あり

大手資格予備校のTACでは、宅建受験経験者が割引されるなど、割引制度が充実しているのが特徴です。

無料セミナーを受講すると入会金10,000円が割引される制度もあります。

また、2010年~2023年のマンション管理士試験における累計合格者数は670名と、高い実績となっています。

公開模試やメールでの質問制度といった合格に向けたサポート体制も整っており、実績の確かな大手で受講したい方はおすすめです。

ユーキャンは7ヶ月で管理業務主任者と合わせてダブル合格を目指せる

ユーキャンは7ヶ月で管理業務主任者と合わせてダブル合格を目指せる
マンション管理士×
管理業務主任者×
セット67,000円
合格実績過去10年で2,279名合格
特徴・7ヶ月でダブル合格を目指す
・セットプランのみ提供
・動画講義にテキストで学習
・アプリ問題集も使用可能
・メールなどで質問可能

大手通信講座のユーキャンは、7ヶ月と比較的短期間で管理業務主任者とのダブル合格を目指せるプランを提供しています。

過去10年で2,279名の合格者を輩出しており、実績も豊富です。

また、動画講義とテキストだけでなく、クイズ形式で学習できるアプリ教材も提供されています。

短期間で効率的にダブル合格を目標とする方は、ユーキャンを検討しましょう。

平柳塾は科目ごとに細かく講座が分かれている

平柳塾は科目ごとに細かく講座が分かれている
マンション管理士110,000円
管理業務主任者99,000円
セット×
合格実績×
特徴・科目ごとに講座が分かれている
・ZOOM生講義や通学プランもあり

平柳塾は科目ごとに細かく講座が分かれているのが特徴です。

直前講義や前日講義など、用途に合わせた講義を選択できます。

平日夜に行われるZOOMでの生講義なども受講可能ですが、各講座は売り切れとなっているケースがあるため、申し込み前に確認しましょう。

通信講座の料金相場よりも安い講座はどれ?

通信講座の料金相場よりも安い講座を探している方向けに、以下講座の料金を相場と比較します。

  • マンション管理士のみの通信講座の場合
  • 管理業務主任者のみの通信講座の場合
  • マンション管理士と管理業務主任者のセット講座の場合

費用を抑えて学習したい方は参考にしましょう。

ただし、費用だけでなくカリキュラムや実績などを確認し、自身に合ったものを選ぶことが重要です。

マンション管理士のみの通信講座の場合

マンション管理士試験通信講座料金(税込)
スタディング35,000円
フォーサイト43,800円
アガルート59,202円~
LEC77,000円~
平柳塾110,000円
TAC115,000円〜
ユーキャンなし

マンション管理士のみの通信講座の場合、平均相場は約73,000円です。

スタディングやフォーサイト、アガルートが安く、アプリ教材などを活用して学習できるため忙しい社会人の方におすすめです。

管理業務主任者のみの通信講座の場合

管理業務主任者試験通信講座料金(税込)
スタディング35,000円
フォーサイト43,800円
アガルート59,202円~
LEC77,000円~
平柳塾99,000円~
TAC115,000円〜
ユーキャンなし

管理業務主任者のみの通信講座の場合、平均相場は71,500円です。

マンション管理士講座と同額の通信講座が多いのも特徴となっています。

なお、アガルートは管理業務主任者の単体での講座が無く、セットプランを選ぶ必要があります。

マンション管理士と管理業務主任者のセット講座の場合

セット講座料金(税込)
スタディング44,000円
フォーサイト57,800円~
ユーキャン67,000円
アガルート79,002円~
LEC93,500円~
TAC131,000円
平柳塾×

マンション管理士と管理業務主任者が、セットになった講座の平均相場は約79,000円です。

セット講座は単科講座をそれぞれ受講するよりも割安なため、どちらの取得も目指す方ははじめからセットプランを選択するのがおすすめです。

マンション管理士は独学できる?どうやって取るのがおすすめ?

マンション管理士は独学か、通信講座や予備校で学習するのかどちらがよいのか気になりませんか?

結論は通信講座がおすすめですが、その理由について以下の2点を解説します。

  • 独学はおすすめできない理由
  • 予備校や学校に通学するよりも通信教育がおすすめ

どうやって資格を取得するか迷っている方は参考にしましょう。

独学はおすすめできない理由

マンション管理士試験の学習は、独学はおすすめできません。

理由は以下の3点からです。

  • 合格率が低い
  • 試験の範囲が広い
  • 法規制や判例など最新情報での学習が難しい

マンション管理士試験は試験範囲が広いことに加え、法令や判例など最新情報で学習を進める必要があります。

合格率も9%と低い難関資格なので、独学ではなく通信講座の利用を検討しましょう。

予備校や学校に通学するよりも通信教育がおすすめ

マンション管理士の資格取得は、予備校や学校に通学するよりも通信教育がおすすめです。

理由は以下の3点です。

  • スキマ時間を活用しやすい
  • 効率的に学習できる
  • 料金が比較的安い

予備校などへの通学は、モチベーションを保ちやすいという利点はあるものの、通学の手間や料金が高いといったデメリットがあります。

通信教育はアプリ教材や動画講義などで効率的に学習可能で、忙しい社会人の方でもスキマ時間を活用しやすいのが利点です。

料金も比較的リーズナブルなので、コスパの観点からも通信講座の利用がおすすめです。

マンション管理士の試験概要

マンション管理士と管理業務主任者の試験概要は以下の通りです。

資格マンション管理士管理業務主任者
試験団体公益財団法人マンション管理センター一般社団法人マンション管理業協会
試験会場全国各地全国各地
試験日11月12月
試験形式50問4肢択一式50問4肢択一式
試験時間2時間2時間
受験資格なしなし
受験料(税込)9,400円・8,900円 ※非課税
・事務手数料:275円

どちらか片方に合格している方は、「マンション管理適正化法」の5問が免除となります。

また、試験日程など以下の2点も解説します。

  • マンション管理士の試験日程と合格までの流れ
  • マンション管理士と管理業務主任者はセットで取ると効率的な理由

管理業務主任者の資格を取得するかを決め、試験日から逆算して学習計画を立てましょう。

マンション管理士の試験日程と合格までの流れ

マンション管理士と管理業務主任者試験日程と合格までの流れは以下の通りです。

資格マンション管理士管理業務主任者
申し込み8月~9月8月~9月
試験日11月12月
合格発表1月1月

試験の申込はWebと郵送のどちらでも可能です。

また、各試験における近年の合格率は以下のようになっています。

資格マンション管理士管理業務主任者
令和5年10.1%21.9%
令和4年11.5%18.9%
令和3年9.9%19.4%
令和2年8.0%23.9%
令和元年8.2%23.2%
引用元:公益財団法人マンション管理センター
引用元:一般社団法人マンション管理業協会

マンション管理士が約9%、管理業務主任者の合格率は約20%となっており、管理業務主任者の方がやや合格率が高めです。

しかし、いずれも不動産業界で働くプロフェッショナルが受験する資格なので、難易度はマンション管理士と変わらず難しいと考えるのがよいでしょう。

マンション管理士と管理業務主任者はセットで取ると効率的な理由

マンション管理士と管理業務主任者は、ともにマンション管理に関わる知識を問われる国家資格です。

出題範囲が重複する部分が多く、セットでの取得がおすすめです。

管理組合の運営や施設の維持管理などが主な試験範囲のマンション管理士に対し、管理業務主任者は会計関連や施設の修繕などの知識が問われます。

両方取得しておくと実際の業務上でも活用しやすいため、ダブル合格を目指してみてはいかがでしょうか。