スタディングの行政書士講座の口コミ・評判は?料金や特徴を解説

最終更新日:2025-03-07

官公庁への許認可申請や権利関係の書類作成を行う行政書士は、合格率12%前後と難関資格です。

通信講座を活用して行政書士を目指すことを検討中の方で、スタディングの口コミが気になっている方はいませんか?

そこで本記事では、スタディングの評判や特徴について詳しく解説します。

料金や主要な他社講座との違いも紹介するので、利用を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

スタディングの行政書士講座はスマホながら学習派にぴったり

スタディングの行政書士講座には、以下のような特徴があります。

  • 暗記学習が多い行政書士試験に向いている
  • 過去問解法講座など教材が充実
  • 論述も対策ができる
  • 他社と比べて低価格で
  • 紙のテキストの有無を選べる

スタディングの行政書士講座は、スマホでの「ながら学習」派におすすめの通信講座です。

費用も抑えめでコスパよく学習できるので、スタディングの利用を迷っている方は参考にしてください。

スキマ学習が捗るので暗記学習が多い行政書士試験に最適

行政書士試験は暗記学習が多いため、スマホでスキマ時間に少しずつ学習を進められるスタディングはピッタリです。

テキスト、問題集、講義動画がオールインワンのWeb教材で学習できるので、移動中や休憩時間も学習に充てたい社会人の方に特におすすめです。

簿記のような実際に計算を行う必要がある試験ではスマホだけの教材だと学習しにくい場合もありますが、行政書士試験はWeb教材に向いているといえるでしょう。

過去問解法講座や論点200といった教材も用意

スタディングの行政書士講座では、講義動画以外に以下のような教材が用意されています。

  • スマート問題集
  • セレクト過去問集
  • 13年分テーマ過去問集
  • 記述式対策問題集
  • 横断総まとめ講座
  • 合格答練
  • 合格模試

ほかにも過去問解法講座や直前期における論点200といったさまざまな講座で、本番まで徹底的にサポートしてもらえます。

利用できる教材は選ぶコースによっても異なるので、自分に必要な教材が含まれる講座を選択しましょう。

記述対策講座で論述も対策ができる

スタディングでは、記述式問題の対策講座や問題集も用意されています。

行政書士試験の記述式試験は、45マスの解答枠に40文字前後で解答を記入する形式です。

論文のように長文を記述するタイプではないので、アプリ教材で学習を進められます。

解答に必要なキーワードを押さえることが重要なので、スタディングで対策を行いましょう。

他社と比べて低価格で負担が少ない

スタディングの講座は34,980円(税込)からと、比較的安い料金で受講できます。

大手資格予備校だと20万円以上の受講費用がかかる場合もあるため、コスパ良く受講できるのは利点です。

ただし、上記価格は基本講義とテキストのみのミニマムコースの料金です。

問題集などでしっかりとアウトプットを行うなら、44,000円(税込)から受講できるスタンダードコース以上のプランを選択しましょう。

紙のテキストありの講座とペーパーレス講座を選べる

スタディングの行政書士講座は、紙のテキストありの講座とペーパーレス講座を選べるのが特徴です。

行政書士講座コースペーパーレステキスト付き
スタンダード44,000円54,000円
コンプリート59,400円69,400円
※いずれも税込

ミニマムコースにはテキスト付きのコースは無く、ペーパーレスのみです。

テキストの有無で講座内容や問題集の内容に変化は無く、テキスト付きを選んでもWebテキスト・教材は利用できるので安心してください。

テキストの方が勉強しやすいという方もいるので、好みに応じて選びましょう。

スタディング行政書士講座の評判や口コミ

スタディング行政書士講座の評判や口コミについて以下の4点を解説します。

  • 過去13年分の過去問で実践練習が可能
  • 講師のライブ動画などでも質問可能
  • 講義動画を複数回視聴して理解が深まるつくり
  • 倍速視聴で効率的にインプット可能

実際にスタディング行政書士講座を利用した方の声も参考にして、受講するかどうかを決めましょう。

過去13年分の過去問で実践練習ができる

スタディングでは過去13年分の過去問で実践練習が可能です。

スタディング行政書士

なんとなく問題の演習量が少ないなーと思っていたら、

過去13年分の過去問を丸ごと見落としてました(;^ω^)

俺はこの一ヶ月間、いったい何をしていたのか?

こんな調子なので、試験当日に名前を書き忘れても何ら不思議ではありません。

というわけで、勉強を続けます。

巷では「直前期」などと呼ばれていますが、

私にとっての直前期は、

試験1週間前からです。

それまではたんたんと、今まで通り、勉強を進めます。

引用元:X

実際の試験で出題された問題なので、インプットした知識が試験で通用するかどうかを確認できます。

ほかにも、特に重要な問題をピックアップしたセレクト過去問集や、過去問の解法を解説する講義なども用意されており、実践に基づく学習が可能です。

講師の竹原先生のライブ動画などでも質問できる

スタディングではYouTubeなどを活用したライブ講義が行われることがあり、講師の竹原先生に直接質問できる機会があります。

令和6年度行政書士試験に合格できました!公私共に応援いただいた皆さん、ありがとうございました!

まずはこれで今日の仕事も頑張れます。

#スタディング の竹原先生、LECの横溝先生、野畑先生、八幡先生、大橋先生の講義やYoutubeライブで頑張れました!

引用元:X

ライブ講義が行われる時期に合わせた、おすすめの学習方法の紹介などを聴けます。

このように、リアルタイムかつ双方向のコミュニケーションを活用したライブ講義で、モチベーションを維持できます。

なお、スタディングでは通常質問をする場合は有料のQ&Aチケットが必要です。

コンプリートコースなら、はじめから30枚付いているので、質問が多くなりそうな方はあらかじめコンプリートコースを選びましょう。

講義動画を2周、3周と視聴することで理解が深まるつくり

スタディングは、講義動画を2周、3周と視聴することで理解が深まるつくりとなっています。

この感覚とても分かります。特にスタディングを学んでる方は200%頷くと思います。

スタディングの授業は本当に良くできていて、講義を全て回した『後』の周回こそ本領が発揮されます。これは行政書士の講義取ってたの時の経験です。司法書士もきっとそんな感じだろうと思います。

引用元:X

インプットとアウトプットを繰り返すことでレベルアップしていけるので、1回見るだけではなく何度も視聴して知識が定着しているかを確認しましょう。

行政書士試験は暗記学習が多いため、過去問なども繰り返し解いていくことが重要です。

倍速視聴で効率的にインプットできる

スタディングの講座は、倍速視聴が可能で効率的にインプットできるのも特徴です。

スタディング行政書士

基礎法学~民法は講義動画を3~3.5倍で高速視聴してさらっと流して行政法に突入。行政法はとにかく取っつきづらくしっくりこない。

引用元:X

スタディング 行政書士講座の竹原先生の講義は1.5倍速がすごく聞きやすい。1倍速だと眠くなるけど、1.5倍速だと聞きやすく、そして分かりやすい。

引用元:X

得意科目は倍速視聴で流し、苦手科目を通常速度でじっくり学習するといった使い方ができます。

スタディングのアプリでは以下の速度で再生が可能です。

  • 0.5倍速
  • 0.75倍速
  • 通常速
  • 1.25倍速
  • 1.5倍速
  • 1.75倍速
  • 2倍速
  • 2.5倍速
  • 3倍速

※iPhone、iPadでは、2倍速までの対応

通常速度だと、ややゆっくり過ぎると感じる場合にも活用しましょう。

スタディング行政書士講座をおすすめしたい方

紹介した特徴や口コミを踏まえ、スタディングの行政書士講座は以下のような方におすすめです。

  • 安い価格でコスパ良く受講したい
  • アプリで学習を完結させたい
  • 過去問を中心に学習したい

スタディングの行政書士講座は、費用が安くスマホがあれば学習できるのがメリットです。

過去問を中心にアウトプットを行い、模試や直前のおさらいなど本番まで効率よく学習を進められるので、上記に当てはまる方はスタディングを選びましょう。

実際の講義内容が気になる方は、公式ホームページから無料のお試し講座を利用してから考えるのもおすすめです。

スタディング行政書士講座のコース

スタディング行政書士講座のコースは3種類あり、比較すると以下の通りです。

スタディング行政書士講座ミニマムスタンダードコンプリート
料金(税込)ペーパーレス:34,980円・ペーパーレス:44,000円
・冊子付き:54,000円
・ペーパーレス:59,400円
・冊子付き:69,400円
短期合格セミナー
基本講義・WEBテキスト
スマート問題集×
過去問解法講座×
セレクト過去×
13年分テーマ過去問集×
記述式対策問題集×
横断総まとめ講座××
合格答練××
合格模試××
学習Q&Aチケット別売り別売り30枚
AI添削チケット××130枚
冊子版基本講座テキスト×
※冊子付コースのみ

※冊子付コースのみ

ミニマムコースは講義動画でのインプットのみなので、基本的にはスタンダードかコンプリートを選びましょう。

手堅く合格を目指すなら、模試や直前の横断講座などが付属しているコンプリートコースがおすすめです。

スタディングだけで行政書士に合格できる理由

行政書士試験の合格率は例年12%前後で、合格には800時間程度の学習が必要とされています。

独学で合格することは不可能ではありませんが、試験は年1回で合格率も低いので通信講座を活用して効率よく学習するのがよいでしょう。

スタディングのコンプリートコースなら合格に必要な教材が揃っており、13年分の過去問が網羅されているなど内容も濃いため、スタディングのみで合格を目指せるでしょう。

複数の教材を活用するのも時間を確保するのが難しいため、スタディング一本で行政書士の合格を目指してみてはいかがでしょうか。

行政書士試験が独学で合格できるかについては、以下の記事でも解説しています。

行政書士試験は独学で合格できる!メリット・デメリットと効率的な学習法

スタディングとフォーサイトの違いを比較

行政書士試験の通信講座として人気のフォーサイトと、スタディングを比較して紹介します。

行政書士通信講座スタディングフォーサイト
料金(税込)44,000円~66,800円~
学習スタイル・Web教材中心
・紙テキストの有無を選択可能
・紙テキストとeラーニングの組み合わせ
模試の有無コースによっては有り無し
質問有料チケット使用10回~25回の範囲で質問可
実績2023年合格者216人2023年合格率45.45%

合格率の高さを売りにしているのがフォーサイトで、紙テキストとWeb講義を組み合わせた学習スタイルがスタディングとの違いです。

スタディングも合格者数は年々増えており、2023年の合格者数は216人と多くの合格者を輩出しています。

価格を抑えて効率よく学習するならスタディング、合格率の高さを公表している講座を選ぶならフォーサイトを選択しましょう。

スタディング行政書士講座のよくある疑問

合格率はどのくらい?

スタディングの合格率は非公表ですが、合格者数は以下のように開示されています。

年度合格者
2023年216人
2022年161人
2021年90人

年々合格者が増えており、スタディングを利用して合格を目指せることが分かります。

再受講だと安くなるの?

スタディングを受講していて不合格になって再受講したい場合、お得な料金で購入が可能です。

「更新版」を購入する必要があり、料金は以下の通りです。

行政書士講座コースペーパーレステキスト付き
コンプリート38,600円28,600円
スタンダード30,900円20,900円
ミニマム16,500円
※いずれも税込

講座内容が法改正などに合わせて毎年変わるため、新しい講座を購入する必要がありますが、更新版は割安です。