スタディングTOEIC講座の口コミ・評判は?メリット・デメリットも解説


スマホ1台で学習できる通信講座「スタディング」では、TOEICの対策講座も提供されています。
しかし、具体的にどのような講座が提供されているのか、口コミや評判が気になっていませんか?
そこで本記事では、スタディングの「TOEIC® TEST対策」講座の口コミを紹介します。
また、評判から分かるメリット・デメリットや、実際に教材を提供している講師の方へのインタビューも掲載しているので参考にしてください。
スタディングはレベル別に2種類のTOEIC講座が用意されており、初心者から上級者まで幅広く対応しています。
スマホひとつで学習が完結するので、スキマ時間を活用したい社会人の方にもおすすめです。
目次
スタディングのTOEIC試験対策講座とは

スタディングのTOEIC試験対策講座「TOEIC® TEST対策」では、以下の2種類の講座が提供されています。
講座名 | 完全攻略600点コース | 完全攻略800点コース |
---|---|---|
目標スコア | 600点以上 | 800点以上 |
料金(税込) | 42,900円 | 49,500円 |
講座(ビデオ/音声) | 82回/約6時間 | 100回/約8時間 |
問題 | ■48回 ・単語 ・文法 ・ヒアリング | ■48回 ・単語 ・文法 ・ヒアリング ・ディクテーション演習 |
リーディング/リスニング演習 | × | 32回 |
週1回の演習テスト | 9回 | 20回 |
1週間の総復習 | 24回 | × |
実力テスト | 3回 | 4回 |
模擬テスト | 1回 | 1回 |
目標とするスコアによってコースを選択します。
TOEIC満点を獲得した講師による動画講義と、スマホを使って「読む・聞く・話す・書く」といった学習ができるアプリで実力アップを目指すカリキュラムです。
週1回の演習テストと模擬試験で本番さながらの対策もできるので、スマホ1台で勉強を完結できるのがメリットとなっています。
また、上記コースの受講者は学習内容について質問できる「パーソナルトレーナー」制度が利用可能です。
4,950円(税込)で3枚のチケットが購入可能で、マイページから英語指導のプロである「ESAC 英語学習アドバイザー」に質問すると7日以内に回答が行われます。
解説を見ても分からない部分がある方は利用を検討しましょう。
初心者向け!完全攻略600点コース
完全攻略600点コースは、全82回約6時間の動画講義と、48回の演習問題で600点以上の獲得を目指す人気のプランです。
TOEIC600点のレベルは、英検2級〜準1級程度の英語力が必要とされており、偏差値でいえば51程度です。
単語力は5,000単語以上で、文法力は中学英語の知識が必要なので、毎日コツコツと学習が必要になります。
一般的に、TOIECの点数を100点あげるには200~300時間の学習が必要といわれており、現在400点程度のスコアの方であれば400時間程度かかります。
スタディングの600点コースは毎日の学習カリキュラムが明確になっており、1日50~60分程度の学習サイクルを12週間ほど繰り返すと3ヶ月程度での合格が目指せるので参考にしてください。
完全攻略800点コース
完全攻略800点コースは、TOEICのスコア600点を突破した方向けのコースで、800点以上の獲得を目指します。
英検でいえば準1級レベルで、社会人の転職活動でも有利にはたらく可能性があります。
800点コースのカリキュラムではテストの傾向を徹底的に学び、スコアを底上げできるよう学んでいくのが特徴です。
学習の過程で会議やメールをこなせるコミュニケーション力も習得できるため、社会人の方にもおすすめです。
英語力を必要とする企業や職種で通用するだけの知識を習得できるため、600点を超えた方はぜひ挑戦しましょう。
スタディングTOEIC講座の講師へインタビュー
スタディングTOEIC講座で実際に講義を担当する、講師の方へインタビューを行いました。
スタディングの受講を迷っている方は参考にしてください。
どのような方にこの講座を受講してほしいですか?
毎日忙しい中でも学習を継続してスコアを高めたい方や、体系的に英語力を高めながらTOEIC対策を行いたい方にはスタディングの講座をおすすめします。
やはりスキマ時間を活用できることが最大の強みだと考えます。
学習の進め方や推奨される学習ペースについて教えてください。
現在の英語力にもよりますが、目安としては以下のとおりです。
600点コース:内容に沿って、1日50~60分の学習を3ヶ月継続していただければよいでしょう。
800点コース:内容に沿って、1日50~60分の学習を5ヶ月継続していただければよいでしょう。
毎日継続することが大きなポイントです。
学習を進める中で挫折しがちなポイントと、その対策はありますか?
繰り返しになりますが、アプリ学習のポイントは、継続です。
「いつでも、どこでも学習できる」となると、「今、ここではない」と後回しにしてしまうことにもなりかねません。
対策としては、「いつ、どこで学習するのか」を明確にスケジュールに落とし込むことだといえます。
講座を通じて、受講生の人生やキャリアがどう変わることを目指していますか?
TOEICスコアの向上により、キャリアアップや転職、英語を活用した新たなチャンスの獲得を目指します。
また、英語学習のコツをつかむことで、他の分野における学習への相乗効果も望めます。
他社の講座と比べて、特に力を入れているポイントや強みは何ですか?
テスト対策に限定せずに、体系的に英語力や情報処理能力を伸ばすことで、理解力を高めながらスコアアップに向けた学習を進めることができる点です。
スキマ時間を活用して学習できるのが強みと語っており、口コミ・評判と合わせて上記の内容も押さえておきましょう。
スタディングTOEIC講座の良い評判や口コミ
スタディングTOEIC講座の良い評判や口コミを、大きく下記3つに分けてご紹介します。
- 講師について
- 講座内容や教材について
- 価格について
スタディングの強みでもある、空いた時間にも学習をしやすい教材と価格の安さが高評価でした。
講師について
スタディングで講座を提供する講師については、以下のような口コミが見られました。
先生が説明しながら勉強できるので良い。
引用元:スタディング 合格体験記
動画講義の解説を聞きながら学習できる点が好評です。
端的に要点を説明しているため、短時間で済み、ありがたいです。
忘れていた箇所もあり、気づくことができました
引用元:スタディング 合格体験記
説明も分かりやすく、端的に解説してくれるので理解が深まりやすいとの声が見られます。
講座内容や教材について
講座内容や教材についての評判は以下の通りです。
スタディングの講義はわかりやすいから、練習問題で詰まることはない。
引用元:X
解説が分かりやすいため、スムーズに学習を進めやすい点が高評価となっています。
目標の600点を飛び越えて700点突破!
スタディング TOEIC講座を受講する前から散発的に英語学習には取り組んでいましたが、何をどうやれば良いかが定まらず、長続きしませんでした。スタディングはとにかくカリキュラム通りに進めればいいので、無駄がなく集中できました。自己学習では不足していたリスニングがたっぷり出来るのも良かったです。
引用元:スタディング 合格体験記
自身での学習が難しいリスニングも重点的に学べるため、苦手なポイントをつぶしやすい利点があります。
価格について
スタディングの価格については以下のような良い評判がありました。
元々アルクさんの500点コースを受講しようか数年前から悩んでましたが、今回色々使っていたスタディングで開講されて割引価格だったので受講しました。
引用元:スタディング 合格体験記
スタディングでは定期的に割引キャンペーンが行われているので、ぜひ活用しましょう。
スタディングってホント安いよな
引用元:X
料金の安さも魅力で、複数の資格講座を受講する方もいます。
スタディングTOEIC講座の悪い評判や口コミ
スタディングTOEIC講座の悪い評判や口コミは、主に以下の2点です。
- モチベが維持しにくい
- 教材に不満を感じている方もいる
どんな講座にも悪い評判はあるので、良い評判と合わせてチェックし、参考程度にとらえておきましょう。
モチベが維持しにくい
通信講座全般にいえますが、モチベが維持しにくいという評判がありました。
スタディングTOEIC800点攻略をもう3ヶ月やってるんだけど、モチベキープが難しい。Netflix日英字幕で見る方法だと、スタディングやる気が失せる
引用元:X
800点を目指す場合は学習が長丁場になる場合もあるため、モチベーションの維持には注意が必要です。
スタディングで勉強してるけどやっぱ通学じゃないとモチベ上がらんなぁ
引用元:X
他の講座でもモチベについて言及している方がいるので、通信講座全般における弊害といえます。
ただし、スタディングは学習レポートや学習フローなどが視角化されていつでも確認できるため、自身の進捗状況が確認しやすい利点があります。
そのため、目標に対する現在地を認識しやすいため、モチベ維持は比較的しやすいアプリとです。
教材に不満を感じている方もいる
教材の機能に不満を持っている方も一部見られました。
スタディングのTOEICテスト
適当に作られてて登録したの失敗した
引用元:X
テストの内容がイマイチだったと感じている方もいます。実際のところ、そのようには感じませんが、気になる方はスタディング公式サイトでテストのお試し受験ができるので、要チェックです。
英文がまったくない場合のリピーティング【注釈:Textbook内の復習用問題】について、解答時には英文をのせておいてほしい。(でないと英文がある問題に戻らないといけない)
引用元:スタディング 合格体験記
解答部分での分かりやすさがイマイチだと感じている声がありました。
いずれも数は少ないため、好みによる部分が大きいといえるでしょう。
無料で学習システムを体験できるため、ある程度登録前に確認できるので試してみてください。
スタディングTOEIC講座の特徴やメリット
スタディングTOEIC講座の特徴やメリットは、大きく分けると以下の3点です。
- 3ヶ月間で集中的にスコアを伸ばせて忙しい社会人におすすめ
- 演習やテスト、模試などが充実していてアウトプット機会が多い
- スマホでリスニングやリーディングなどすべて完結
スマホを使って効率よく学習をしたい方に特におすすめできます。
3ヶ月間で集中的にスコアを伸ばせて忙しい社会人におすすめ
スタディングの600点コースは、1日50~60分程度の勉強で3ヶ月の学習期間を目安としています。
短期間で集中してスコアを伸ばしやすいカリキュラムとなっているので、忙しい社会人の方にもおすすめです。
また、800点コースは同様の学習時間で5ヶ月程度の期間が目安です。
習得の度合いや学習時間をどの程度確保できるかによっても変わってくるため、あくまで目安としてとらえてください。
演習やテスト、模試などが充実していてアウトプット機会が多い
スタディングは演習やテスト、模試などが充実していてアウトプット機会が多いのも利点のひとつです。
日々の英語学習トレーニング48回分に加え、週1回の演習テストなどが用意されています。
800点コースであればさらにリスニングの演習問題も充実しており、講義で学んだ内容をアウトプットして実力を伸ばせるでしょう。
スマホでリスニングやリーディングなどすべて完結
スタディングの学習アプリはリーディングだけでなくリスニングもすべて、スマホ1台で完結できます。
場所を選ばず好きなタイミングで学習できるため、移動中の電車内や休憩時間などちょっとしたスキマ時間を活用できます。
また、間違った問題や苦手な問題を重点的に学習できる機能なども搭載されているので、苦手分野を克服しながら学習を進めることが可能です。
スタディングTOEIC講座のデメリットや注意点
スタディングTOEIC講座のデメリットや注意点は、主に以下の2点です。
- 900点以上を目指すコースは無い
- 月額プランは無い
一部の方には合わない部分もあるため、事前に上記の内容は押さえておきましょう。
900点以上を目指すコースは無い
スタディングには、900点以上を目指す上級者向けのコースが無い点には注意が必要です。
TOEIC900点は日常的なコミュニケーションに支障が無く、海外で仕事ができるレベルの英語力をされています。
英語が必要なビジネスの現場でも通用する人材として、転職活動でも有利にはたらくスコアです。
とはいえ、まずは600点や800点を突破するのが先決です。
スタディングで800点を突破したうえで、さらに上を目指したい方は他の講座を検討しましょう。
月額プランは無い
スタディングは買い切りなので、月額プランの提供はありません。
購入後は受講開始から7ヶ月後の末日まで利用できるので、期間内の合格を目指してください。
ただし、スタディングはローンでの支払いも可能で、月々の返済額が3,000円以上の範囲内で最大36回までの分割払いが選択できます。
スタディングとスタサプの違い
スタディングと、TOIECの学習アプリとして有名なスタサプを比較して解説します。
TOIEC学習アプリ | スタディング | スタサプ |
---|---|---|
目標スコア | 600点 or 800点 | 無し |
料金(税込) | ・600点:42,900円 ・800点:49,500円 | 6ヶ月:18,348円 12ヶ月:32,736円 月額プラン:3,278円/月 |
利用期間 | 7ヶ月 | 6ヶ月 or 12ヶ月 |
学習内容 | ・動画講義 ・演習問題 ・演習テスト ・模擬テスト | ・動画講義 ・演習問題 ・単語テスト |
学習相談/質問 | 別料金 | 不可※個別指導のみ |
スタディングとスタサプはどちらもアプリで学習を完結できる点が特徴です。
大きな違いは、プランごとに目標スコアがあるスタディングに対して、スタサプには無いという点です。
また、スタサプには月額制のプランが用意されている点もスタディングと異なります。
スタサプではTOEICテスト20回分に相当する問題が用意されており、1回あたり1分〜3分の短いセッションで学習を進めます。
料金も安いため、とにかく費用を抑えたい方に向いた通信講座です。
逆に、しっかりと目標を定めて学習に取り組みたい方はスタディングを選びましょう。