公務員試験の通信講座おすすめ13選を比較【2024年最新】

最終更新日:2024-11-22

新卒から既卒まで人気の仕事である「公務員」ですが、筆記試験対策を提供している通信講座が多数あります。

公務員といっても、市役所職員や警察官など、さまざまな職種があります。

一般的な地方公務員上級の試験では、およそ800時間程度の学習が必要です。

下記の学習期間計算ツールを利用すると、本日から学習を始めて800時間後の日程が表示されるので、総学習時間の箇所には「800」と入力してご利用ください。

学習期間計算ツール

本記事では、公務員試験の学習におすすめできる下記の通信講座を紹介します。

これから公務員試験を受験する方はぜひ参考にしてください。

公務員試験の通信講座・予備校のおすすめランキング

公務員試験の通信講座・予備校のおすすめランキングを紹介します。

公務員試験通信講座料金(税込)特徴
スタディング66,000円~・動画とアプリ教材で学習できる
・面接や論文対策もついてくる
・専門科目が学習できるプランもある
アガルート116,820円~・志望先の自治体や職種に合わせたカリキュラム
・動画講義とフルカラーのオリジナルテキストを使用
・学習カリキュラムの相談可能
・2次試験対策あり
クレアール130,000円~・単科講座が充実
・動画講義にテキストを使用
・Webテキストも提供
・社会人向け、高卒向けあり
・担任制で学習プランの相談が可能
ヒューマンアカデミー159,500円~・12ヶ月間と比較的短期間で合格を目指せる
・講義動画やテキストを使用
・Webテストも受講可能
・質問無制限
フォーサイト19,800円・教養対策のみ
・動画講義、テキスト、アプリ教材を複合的に使用
・eラーニングシステム「ManaBun」を使用
資格の大原202,600円~・講義動画が1コマ50分と短め
・動画講義とテキストで学習
・個別指導のオプションがある
TAC286,000円~・2023年度公務員試験延べ合格者5,857名
・動画講義とテキストで学習
・通信でも10回まで教室受講可能
・担任講師がつく
ユーキャン54,000円~・4つのコースから選択可能
・紙のテキストで学習
・エントリーシート対策や論文対策もあり
LEC215,000円~・担当講師の個別サポートあり
・動画講義とテキストで学習
・都道府県別の対策が可能
資格スクール大栄要問合せ・個別の学習カリキュラムを提案
・2023年合格人数1,711名
・動画講義、テキスト、Web教材を使用
伊藤塾298,000円~・法律関連に強みを持つ
・2023年度公務員試験最終合格率80%以上
・動画講義とテキストで演習
・ゼミで集団討論対策が可能
東京アカデミー103,200円~・オンラインでのホームルームあり
・Live動画の講義とテキストで学習
EYE287,158円~・通学やオンラインなど受講方法を選択できる
・動画講義とテキストで学習
・小論文や面接のみのコースあり

各講座には特徴があるため、費用と合わせて比較してください。

おすすめは、価格が安いうえに論文や面接対策などがフルでついてくるスタディングです。

\ 12月2日まで30%OFF /

スタディングの公式HPを確認する

スタディングは安いのに面接・論文・ES対策までフルサポート

スタディングは安いのに面接・論文・ES対策までフルサポート
料金(税込)66,000円~
特徴・動画とアプリ教材で学習できる
・面接や論文対策もついてくる
・専門科目が学習できるプランもある

スタディングは66,000円(税込)からとリーズナブルな金額で、面接・論文・ES対策までフルサポートしてもらえる通信講座です。

通常の教養科目対策コースと合格フルサポートのコースでは、以下の部分に違いがあります。

コース名大卒教養対策パック合格フルサポートパック
料金(税込)66,000円143,000円
模擬面接3回無制限
論文添削3回無制限
ES課題添削サービス1回無制限
オンライン質問3回無制限

面接や論文に不安があり、質問などもこまめに行いたい方はフルサポートパックを選びましょう。

また、カリキュラムは動画講義やWeb問題集などで教養科目の学習を進めていきます。

毎月2回、最新情報をLIVE配信するなどのサポートもあるのが特徴です。

専門科目が学習できるコースもあるため、受験先に合わせて選んでください。

学割や、無料登録でもらえるクーポンが提供されているため、費用を押さえてコスパ良く学習したい方におすすめです。

\ 12月2日まで30%OFF /

スタディングの公式HPを確認する

アガルートは職種や自治体ごとの最適なカリキュラムを用意

アガルートは職種や自治体ごとの最適なカリキュラムを用意
料金(税込)116,820円~
特徴・志望先の自治体や職種に合わせたカリキュラム
・動画講義とフルカラーのオリジナルテキストを使用
・学習カリキュラムの相談可能
・2次試験対策あり

アガルートは、職種や自治体ごとの最適なカリキュラムを選択できるのが特徴です。

職種だけでなく高卒や社会人向けなど細かくコースが分かれており、自身に合ったプランを選びやすいのが利点となっています。

動画講義と講師オリジナルのテキストで学習を進め、面接や論文対策など2次試験対策も行われます。

また、オンライン質問サービス「KIKERUKUN」を使用した質問機能や、「学習サポーター」に学習カリキュラムの相談ができるなどサポート体制が手厚いのも魅力です。

毎月1回の定期カウンセリングの機会があるため、合格まで不安を解消しながら進められる講座となっています。

\ 合格・内定したら受講料が全額返金 /

アガルートの公式サイトを確認する

クレアールはピンポイント対策の講座など、講座の種類が豊富

クレアールはピンポイント対策の講座など、講座の種類が豊富
料金(税込)130,000円~
特徴・単科講座が充実
・動画講義にテキストを使用
・Webテキストも提供
・社会人向け、高卒向けあり
・担任制で学習プランの相談が可能

クレアールはピンポイント対策の講座など、講座の種類が充実しているのが特徴です。

苦手な科目だけを単科で購入できるため、独学と併用して学習したい方にも向いています。

カリキュラムは社会人向けや高卒向けなど細かく分かれており、最適なプランを提案してもらえるリモート相談会なども実施されています。

動画講義やテキストを使用して学習を進めますが、Webテキストも配信されるためPCやスマホを使って外出先での学習も可能です。

また、一人ひとりに担任講師がつくので、不安な点を相談しやすいのも利点となっています。

\ 公務員試験が丸っとわかるハンドブックが無料配布 /

【無料】資料請求フォームはこちら

ヒューマンアカデミーは12ヶ月間の講義で効率的に学べる

ヒューマンアカデミーは12ヶ月間の講義で効率的に学べる
料金(税込)159,500円~
特徴・12ヶ月間と比較的短期間で合格を目指せる
・講義動画やテキストを使用
・Webテストも受講可能
・質問無制限

ヒューマンアカデミーは、12ヶ月間の講義で効率的に学べるのが特徴です。

他社では2年後の合格を目指すカリキュラムも多いため、短期間で合格を目指したい方におすすめとなっています。

映像講義とテキストを使用して学習を進め、Webテストや資料のダウンロードなども可能です。

論文添削や面接シート添削も行われ、質問回数も無制限です。

できるだけ早く合格したいという方はヒューマンアカデミーを検討しましょう。

なお、課題提出などの条件を満たしていれば、受講期間の延長も可能です。

フォーサイトは教養試験対策講座のみ用意

フォーサイトは教養試験対策講座のみ用意
料金(税込)19,800円
特徴・教養対策のみ
・動画講義、テキスト、アプリ教材を複合的に使用
・eラーニングシステム「ManaBun」を使用

フォーサイトは教養試験対策講座のみ提供されています。

面接や論文対策は行われませんが、その分料金が安いのが利点です。

動画講義や紙のテキストを使用した学習方法以外に、eラーニングシステム「ManaBun」を活用します。

テキストはシステム上でも閲覧できるため、外出先などのスキマ時間を活用しやすくおすすめです。

資格の大原は1コマ50分の短縮講義で効率学習

資格の大原は1コマ50分の短縮講義で効率学習
料金(税込)202,600円~
特徴・講義動画が1コマ50分と短め
・動画講義とテキストで学習
・個別指導のオプションがある

大手資格予備校「資格の大原」では、1コマ50分の短縮講義で効率的に学習を進めます。

目指す職種ごとに細かくコースが分かれており、高卒向けや既卒向けなども提供されています。

また、コース数が多いうえに単科での購入もできるため、選ぶのがやや大変なのは難点です

一方で、有料で個別指導のオプションがあったり、他社ではあまり見られない土木などの職種を対象とした講義があったりするのも特徴です。

講師への直接質問や自習室の活用など、大手予備校ならではの利点もあるため、通信と通学を組み合わせたい方にも向いています。

TACは年間合格者が5,857名と圧倒的で情報戦に強い

TACは年間合格者が5,857名と圧倒的で情報戦に強い
料金(税込)286,000円~
特徴・2023年度公務員試験延べ合格者5,857名
・動画講義とテキストで学習
・通信でも10回まで教室受講可能
・担任講師がつく

大手予備校のTACは、2023年度公務員試験における延べ合格者数が5,857名と高い実績が特徴です。

受験指導を始めてから26年の歴史があるため、長年蓄積されたノウハウと情報戦に強く、安心して試験に臨めます。

また、論文や面接対策、模擬試験などが料金に含まれており、担任講師と相談しながら学習を進められるのも利点。

通信講座でも10回まで教室講座が無料受講できるため、モチベーションも維持しやすいでしょう。

ユーキャンは初学者にやさしい紙のテキストでわかりやすい

ユーキャンは初学者にやさしい紙のテキストでわかりやすい
料金(税込)54,000円~
特徴・4つのコースから選択可能
・紙のテキストで学習
・エントリーシート対策や論文対策もあり

ユーキャンは紙のテキストを使った、初学者でもシンプルで分かりやすい学習カリキュラムが特徴です。

コースも以下の4つから選択できるので、大手にありがちな「コースが多すぎてどれを選べばいいか分からない」といったデメリットがほとんどありません。

  • 国家一般職・地方上級コース
  • 教養試験対策コース
  • 市役所コース
  • 警察官・消防官コース

費用も比較的抑えめなため、初めて公務員試験の学習に取り組む方はユーキャンを検討しましょう。

LECは担当講師による個別サポートで安心

LECは担当講師による個別サポートで安心
料金(税込)215,000円~
特徴・担当講師の個別サポートあり
・動画講義とテキストで学習
・都道府県別の対策が可能

大手資格予備校のLECでは、担当講師による個別サポートで学習スケジュールの提案や質問への対応をしてもらえるのが特徴です。

カリキュラムは動画講義とテキストで学習するスタイルで、公務員試験指導歴30年の実績に裏打ちされた、分かりやすい内容も魅力となっています。

職種別の合格実績もホームページで公開されており、高い実績も利点です。

また、都道府県別の面接や論文対策を行っており、過去の傾向などから的確な2次試験対策を行ってもらえる点もおすすめポイントです。

資格スクール大栄はあなただけの個別プランを提案

資格スクール大栄はあなただけの個別プランを提案
料金(税込)要問合せ
特徴・個別の学習カリキュラムを提案
・2023年合格人数1,711名
・動画講義、テキスト、Web教材を使用

資格スクール大栄は一人ひとりの学習カリキュラムを提案してくれるのが利点です。

また、苦手分野など最適な練習問題をオーダーメイドできる「For Yo答練」も特徴的です。

1次試験だけでなく2次試験対策も行っており、専任のキャリアナビゲーターに不安な点を相談できるサポート体制も充実しています。

料金がホームページ上に記載が無いため、詳細を確認するには、問い合わせや資料の取得が必要な点は押さえておきましょう。

伊藤塾は法律系の科目に強い

伊藤塾は法律系の科目に強い
料金(税込)298,000円~
特徴・法律関連に強みを持つ
・2023年度公務員試験最終合格率80%以上
・動画講義とテキストで演習
・ゼミで集団討論対策が可能

伊藤塾は法律関連の資格取得に強みを持つ通信講座です。

そのため、法律系の科目に強いのが特徴で、裁判所事務官を受験するコースも用意されています。

各職種ごとの合格率なども掲載されており、全体的に80%以上と高い実績となっています。

また、動画講義やテキストで学習する教養試験に加え、ゼミで集団討論の対策なども可能です。

公務員の中でも法律関連の職種を目指している方は選択しましょう。

東京アカデミーはオンラインで毎月ホームルームあり

東京アカデミーはオンラインで毎月ホームルームあり
料金(税込)103,200円~
特徴・オンラインでのホームルームあり
・Live動画の講義とテキストで学習
・2022年度公務員試験合格者2,916名

東京アカデミーでは、受講生同士で交流できる「ホームルーム」が毎月提供されています。

他にもLive講義で生の臨場感を味わいながら、モチベーションを高めて学習を進められます。

2022年度の公務員試験合格者が2,916名と多く、実績が豊富なのも利点です。

EYEは通学から通信講座まで柔軟に組み合わせ可能

EYEは通学から通信講座まで柔軟に組み合わせ可能
料金(税込)287,158円~
特徴・通学やオンラインなど受講方法を選択できる
・動画講義とテキストで学習
・小論文や面接のみのコースあり
・2023年度公務員試験最終合格率78.0%

EYEは、通学から通信講座まで柔軟に受講スタイルを組み合わせられるのが特徴です。

生講義や個別ブースでの受講は通学が必要で、東京に3校のみな点は注意が必要。

また、講師との個別オンライン面談も提供されており、分からないポイントや学習における不安点などを相談できます。

合格実績も公開されており、2023年度は78.0%の合格率となっています。

東京近郊にお住まいの方は検討しましょう。

価格が安い公務員試験の通信講座はどれ?

公務員試験の通信講座を価格面で比較すると以下の通りです。

公務員試験通信講座料金(税込)
フォーサイト19,800円
ユーキャン54,000円~
スタディング66,000円~
東京アカデミー103,200円~
アガルート116,820円~
クレアール130,000円~
ヒューマンアカデミー159,500円~
資格の大原202,600円~
LEC215,000円~
TAC286,000円~
EYE287,158円~
伊藤塾298,000円~
資格スクール大栄要問合せ

一見するとフォーサイトが格安にみえますが、教養試験のみのコースなため注意してください。

また、目指す職種や受講期間によって価格が大きく変わるため一概には比較できません。

迷う場合は、コスパの面では、66,000円(税込)からのリーズナブルな料金で面接対策や論文対策もコミコミのスタディングがおすすめです。

高卒向け公務員試験のおすすめ通信講座

高卒向け公務員試験講座が提供されているのは以下の講座です。

公務員試験通信講座高卒向け講座
スタディング学割あり
アガルート高卒向け講座あり
クレアール高卒向け講座あり
資格の大原高卒向け講座あり
LEC高卒向け講座あり
資格スクール大栄高卒向け講座/学割あり
東京アカデミー高卒向け講座あり

上記の中であれば高卒向けの講座が提供されており、質問機能などのサポート面が充実しているアガルートが特におすすめです。

既卒社会人向けにおすすめの公務員試験通信講座

既卒社会人向けの講座が提供されているのは以下の講座です。

公務員試験通信講座既卒社会人向け
スタディングアプリ学習でスキマ時間を活用しやすい
アガルート社会人向け講座あり
クレアール社会人向け講座あり
フォーサイトeラーニングシステムで学習可能
資格の大原社会人向け講座あり
TAC社会人向け講座あり
LEC社会人向け講座あり
資格スクール大栄社会人向け講座あり
東京アカデミー社会人向け講座あり

社会人向けの講座も、社会人として一般受験するのか、社会人枠での採用を目指すのかによって必要なカリキュラムが変わってきます。

社会人向けの講座を選ぶのもおすすめですが、スタディングやフォーサイトはアプリやWeb教材で学習できるため、忙しい社会人の方でも学習が進めやすい利点があります。

公務員試験対策は予備校通学と通信講座どちらがおすすめ?

公務員試験対策は予備校通学と通信講座どちらにするか迷っていませんか?

それぞれのメリット・デメリットは以下の通りです。

予備校通学通信講座
メリット・モチベーション維持をしやすい
・周囲とコミュニケーションが取れる
・講師に直接質問がしやすい
・自習室が使える場合もある
・費用が安め
・通学の手間が無い
・アプリなどの教材が便利
・相談や質問もオンラインでできる
デメリット・比較的料金が高い
・近くに校舎がないと通学が大変
・自分のペースで学習しにくい
・ある程度自己管理が必要
・モチベーションを維持しにくい
・質問に回数制限がある場合がある

予備校通学は自宅以外の環境で学習するため、刺激となってモチベーションを維持しやすい反面、通学の手間や費用の高さがネックです。

通信講座はある程度自己管理が必要ですが、費用を抑えて合格が目指せるコスパの良さが利点です。

講師への質問制度などが整った講座もあるので、おすすめは通信講座です。

とはいえ、それぞれのメリット・デメリットを押さえたうえで、自分に合った方を選択しましょう。

公務員試験の種類と試験概要

公務員には大きく分けると「国家公務員」と「地方公務員」の2種類があります。

また、その中で一般職と特別職に分かれています。

種類一般職特別職
国家公務員・各府省の職員
・国税専門官
・財務専門官
・裁判所職員
・労働基準監督官など
・自衛官
・大臣など
地方公務員・市役所職員
・警察官
・消防士
・公立の学校職員など
・知事
・議員など

本記事で紹介しているのは主に国家公務員や地方公務員の一般職です。

いずれの場合も公務員として働くには「公務員試験」に合格する必要があり、試験には以下のようなものがあります。

  • 教養試験
  • 論文試験
  • 面接試験
  • 集団討論
  • 体力テスト(警察や消防など)

まずは1次試験として教養試験が行われることがほとんどで、土木などの専門職などの場合は専門科目の受験も必要です。

どんな試験が行われるかは各自治体や職種によって異なるため、志望先の公式ホームページなどで確認しましょう。

また、公務員試験の合格には最低でも800時間程度の学習が必要とされています。

1日8時間勉強しても100日かかる計算で、国家公務員の上級などは1,000時間から1,500時間の学習が必要です。

下記ツールに、あなたの1日の学習時間を入力すると、学習が完了する日付が表示されるので、あわせてご確認ください。

学習期間計算ツール

少なくとも半年から1年程度前には学習を始めるようにしましょう。